ネットの隅っこに自分だけの「一軒家」を建てよう

数年ぶりにWebページをリニューアルしています。

すべて手作業なので、修正にはそれなりに時間がかかります。効率はよくありません。でも、この「直している時間」そのものが、楽しかったりします。

今のネットの景色を眺めていて、ふと考えることがあります。

あなたのページは、一目見ただけで「あなたのページだ」と分かってもらえるでしょうか。

今のWebには、効率的で綺麗なサイトがたくさんあります。 でも同時に、どこか似たようなデザインばかりになってきたな、と感じるのです。

私は、Webページはもっと自由でいいと思っています。 ただの日記でもいい。好きな写真を集めただけの場所でもいい。 誰にも邪魔されない、自分だけの居場所であっていい。

26年前、私が夢中でネットの海を歩いていた頃、強く心に残ったページがいくつもあります。

「Station」というタイトルの、鮮やかなブルー系のページ。 何のサイトだったのかはもう思い出せませんが、そこで友達とチャットをして過ごした時間は、今でも楽しかった記憶として残っています。

今も存在している、夜景の壁紙に黄色と白の文字で綴られたページ。 その独特の雰囲気が好きで、今でも時々、ふらっと覗きに行きます。

どれも、決して「今風」で洗練されたデザインではありません。 でも、作り手の「好き」が爆発していて、何年経っても忘れられない。 あの頃のネットには、そんな個性的なページがたくさんありました。

タグひとつで文字の色を変えたり、画像を貼ったりする楽しさ。 まずは、それを知ってほしいなと思うのです。

最初から難しいスタイルシート(CSS)を覚えなくていい。 昔は、もっと気軽にページを作れていました。 それなのに、いつの間にかWebページ作りは、とても大変なものになってしまった。

誰のためのページなのか。
誰が作るページなのか。
この細かいルールは、誰が決めたのか。

図書館に並ぶ本のようなページで、Webを埋め尽くすのが目的?
検索に載るためのSEO対策。
なぜ、そんなことをしなければならなくなったのでしょう。

自分でページを作ることができれば、安く、そして何より自由に、自分だけの城を築けます。 サーバー代だって、月々1,000円以下で済む場所もあります。

ネットの片隅に、自分だけの小さな「一軒家」を建ててみませんか。 好きな色で塗り、好きな言葉を並べられる、世界にたった一つの場所です。

不器用でもいい。 効率が悪くてもいい。

「あ、ここは〇〇さんのページだ」 そう伝わる、体温のある場所を作ってみませんか。

只今、「WEBページ制作」のページを修正しているところです。 出来上がったら、古いページと差し替えます。誰かの参考になれば幸いです。