URL / URI(リソースの指定)
URLは「Uniform Resource Locator」の略でリソースを示すポインタです。関数表記 url() で指定します。 () 内にURLやファイルの場所を記します。 ()内のURLやファイルの場所は、引用符 "(ダブルクォーテーション)や '(シングルクォーテーション)で囲むことができます。省略することもできます。
body要素の背景画像を指定しています。以下は同じ意味です。
example
body { background: url("http://pata2.jp/***.gif") } body { background: url('http://pata2.jp/***.gif') } body { background: url(http://pata2.jp/***.gif) }
一部のCSS context(@importなど)ではurl()を使用せずに文字列だけで指定することも可能です。
example
@import url("***.css"); @import "***.css"
注意:引用符なしのURL内に含まれる括弧、空白文字、単一引用符(')、二重引用符(")はバックスラッシュ(\)でエスケープする必要があります。
example
url(open\(parens) url(close\)parens)
URLの種類によっては、URLエスケープ(URLエンコード、パーセントエンコーディング)として書き込むこともできます。
example
url(open%28parens) url(close%29parens)
記号 | ! | " | # | $ | % | & | ' | ( | ) | コード | %20 | %21 | %22 | %23 | %24 | %25 | %26 | %27 | %28 | %29 |
相対URLでの指定も可能です。相対URLはベースとなるURL(スタイル付けしたソース文書のURLではなくスタイルシートのURL)で完全なURLに置き換えられます。
example
body { background: url("***.gif") } 上の例が次のスタイルシートで指定されていたとしたら、 http://pata2.jp/style/basic.css ソース文書のbody背景は以下のgif画像で埋め尽くされることになります。 http://pata2.jp/style/***.gif <body>を含むソース文書には、そのURLに関係なく同じgif画像が使用されます。