WebP/WebM/GIF コマンド例集

GIF 作成

動画からアニメーション GIF を作成する例です。

例: ffmpeg -i input.mp4 -vf "fps=10,scale=320:-1" output.gif

ポイント:

  • 動画を10FPSに落とし、横幅320pxでGIF化
  • GIF はアニメーション画像であり動画ではない

WebP(アニメーション GIF 風)作成

動画から可逆圧縮 WebP を作り、ループさせる例です。

ffmpeg -i input.mov -lossless 1 -loop 0 output.webp

ポイント:

  • -lossless 1 → 画質劣化なし
  • -loop 0 → 無限ループ
  • WebP は画像形式で GIF より高画質、かつファイルサイズが小さい

WebM(VP9)作成

動画から透過対応 VP9 WebM を作る例です。

ffmpeg -i input.mov -c:v libvpx-vp9 -pix_fmt yuva420p -b:v 0 -crf 30 -an output.webm

ポイント:

  • -pix_fmt yuva420p → アルファチャンネル付き
  • -b:v 0 → 品質ベースの可変ビットレート
  • -crf 30 → 画質設定(低いほど高画質)
  • -an → 音声なし
  • WebM は動画形式でブラウザ再生可能

GIF と WebP / WebM の違い

まとめ:

  • GIF: アニメーション画像形式。動画ではない。ループ可、色数制限あり。
  • WebP: 画像形式でアニメーション対応。GIF より高画質・小容量。
  • WebM: 動画形式。VP8 / VP9 で圧縮。透過対応可能。音声も扱える。
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